理解範囲の差を超えて

「例えて言うならば、私達と桂木(仮)君。」
と、部長が言った。

新しいデータベースソフトの操作に関する理解の困難さを電話番バイトに説明したようだ。

彼女らと、私のようなPCにわりと詳しい人間の間には明らかなPCに関する知識の差があり、上級者がそのままの(一般的、常識だと思い込んでいる)言葉で語っても彼女らには理解することはほとんど出来ないという。これが「なんとかの壁」だろうか。

出来る限りやさしい言葉を選んで話す必要がある。

逆に私にもわからないことは沢山ある。
私はある種の広告を作っているが、その広告対象の身になって考えることは困難なのである。
まだまだ勉強しなければならないことは多いようだ。