日曜少女人形(模造品)劇場

黒いブラウスとスカートをはき、チェックのジャケットを着る。
このスカートは短めなので、絶対領域も作れます。
絶対領域見ます?(←精神的ブラクラ注意、程度:悟りレベル)
アテシの細い足ならニーソに包んで惜しげなく見せますよ。(←歩く精神的ブラクラ
白いブラウスと黒いジャンパースカートを持って行き付けの洗濯屋に出す。
「かわいいお洋服だこと」「アラ、いい匂い(つけてきた香水はロリータレンピカ)」
と店員のおばさまが言う。
駅前まで出てBABYに寄り、昨日見たコルセット付きジャンパースカート(101P201 ミランダJSK)を試着させてもらう。
着ることはできるが、体型(胸が無い。女装じゃないから胸を付ける気も無い)のこともあるし、着こなしは難しいかもしれない。
パニエも貸してもらって付けてみた。
むしろこちらのパニエに私は惹かれてしまった。
今まで買ったお洋服に付属していたパニエとは比べ物にならないほどふわふわにスカートが膨らんで、さらに現実感を薄れさせてくれる…。
丸井の7Fの食堂で食事。
窓際席で模型の箱庭みたいな駅前を見下ろすことができる。

いけない、このデザートのブリュレにはお酒が入っています。
動悸が収まるまではここから動けません。
機械のようにぎこちなく動きます。
「万が一、動作が止まっていたら、首にかけてある鍵でゼンマイを巻いてください」
と書いた紙を食卓に置いておこうかと思ったがやめておいた。
私は少女人形の模造品。偽物だからボディが少年タイプ。
可愛い服が歩いてくるが罠がある。騙された人を見てはクフフと笑う。