hEAVEN。七つの大罪

ここ数日、日曜の原宿、初めて入ったh.NAOTOのショップ「hEAVEN*1」に置いてあったひとつのコートにかなーり惚れてしまって、夜も眠れ過ぎて(京ぽんでWeb見ながらそのまま寝ちゃうとか)大変だったのです。

なぜなら、これならふだんg…じゃない、仮の姿でも普通に着こなすことができる。
昨冬まで着ていたダッフル風*2コートは元々お古だった上、私が着始めてからも9年が経ってしまいました。そろそろ限界だ。

「手に入れると決めたものは(中略)必ず手に入れなければならない。」特にh.NAOTOはほとんどが少数生産のような気がするから急がねばならないと思った。

原宿に行ってきました。ふd…仮の姿で。
幸運にも残っていたので試着。Vivienne Westwoodの手袋やマフラーとのコーデも確認。これでも合わせられるし、きれいなAラインができる事がわかったので買いました。幸せです…。

写真発見。
「hEAVEN」のITEM (BLOG形式なのね)「コートラーーーーッッシュ!」の最後「フード付きコウモリデザインコート」です。ベージュです。ブランドは「NAOTO SEVEN*3
コートを買うとノベルティのスーツバッグ(本来はコート用じゃないけど丈が合ったので入れてもらった)が頂けました。
それに血文字赤プリントで色々書いてあります。

「喪失 唾液 爪 立 直人 膨張
 愛欲 芋虫 淫靡
  鋭血 無音」

ここらへんまではゴシック性と日本的神秘性が合わさって強調されているような気がするんですけど、真ん中にでっかく

「COSTUMEPLAY M※(A)NIA
Transvestite
Produced by h.ANARCHY (R)」

そう。h.NAOTOはコスプレやトランスヴェスタイトもファッションに組み入れちゃっていいんじゃないか?
そう提案しているようにも思えるのです。深いです。非常に興味深い。
というか、「コスプレはファッションじゃない」「○○はコスプレじゃない」と言う人たち(私自身も含む)にとっては衝撃かもしれない。
帰りにファーストフード寄ったら隣のカップルがiPod持って男の方がアンセブのラストライブの話とか、声優のライブと普通のアイドルのライブのファンの行動の違いとかを話してた。
原宿……奥の深いところです…(実は地下で秋葉原と繋がってるんじゃないか?w)

*1:FASHION と ART を横断するh.NAOTOのクリエイティブSHOP。サイバー、ポルノ、オカルト、コスプレ、スカトロ、SM、アニメ、ゲーム・・・ 増殖するh.NAOTOのマニアックでハイパーな、コレクション・シンドローム。 喚き、叫び、呻き、萌え、蠢き、嗤い、 魅惑と驚愕の禁断のコレクション。(公式引用文)

*2:前がボタン留めなのであくまで「風」

*3:コンセプト「デビル婦人のスカトログロテスクな七つの罪と罰」(公式引用文)