通院〜医療制度改革強行

以前の通院時に医療制度改革反対の為の署名を(主に老人を思って)書いたのだが(母の勤めている医院でもやっていたようだ)、これは小泉内閣の前には徒労に終わり*1、改革は4月から施行。
老人の医療費だけじゃなくて、我々メンヘル系にも早速そのあおりがきた。
32条(精神科通院医療費の公費負担制度)が現行の5%患者負担から10%に4月から上昇。。
更新扱いになるため、患者どころか医師も今月頭から3月末まで全員分の書面書きに追われることになる。酷過ぎる…。

あーー、こういう風に日本も貧富の格差が激しくなっていくのだろうな…
うちの母が事務で勤める貧乏医院の現状の例である。

合併して市の一部になったものの糞田舎の畑の真ん中の町医院。
以前は入院患者を受けていたが、現在は入院患者は受けていない。
患者の数は変わらないのに(むしろ町から医院が一つ減ったので増えたかも)、事務員の削減で激務。
職員の勤務時間削減。(人件費削減の為)
高い新薬は揃えらなくなり今はジェネリックばかり。
職員の忘年会、慰安旅行等の全廃止……

金持ち(富裕層)は金のある病院に行き、貧乏人は貧乏な医院に行くか、医療を受けられない。
そんな時代が見えてきます。寒い時代だとは思わんか…。
正確には32条は廃止、「障害者自立支援法」になるようです。
期間は2年→1年
症名*2所得税額による審査あり。
一応患者負担上限額はあるらしいが…

*1:厚生労働省も「やりすぎ」だと思ってるらしい

*2:私の「強迫性障害ICD-10 F4)」は対象外のようだ……