霊媒師(?)vs かつら ep.00

連れて行かれる前に現時点でわかっている情報を記す。

・母の地元の母の友人による紹介である。男性。
・場所は埼玉県内。車で1、2時間を想定。到着は16時の予定。
霊媒師なのか、除霊師なのか、祈祷師なのか、退魔師なのか、陰陽師なのか、カウンセラーなのか、宇宙人、未来人、超能力者、異次元人その他諸々のいずれなのかは不明。
・普段は町工場の工場長という仕事があるため、この仕事は半ばボランティアである。依頼料は任意でだいたい3000〜5000円ほどらしい。
・気難しい人間で、時折黙り込んでしまう。この時に話しかけてはいけない。
・聞きたいことをあらかじめ書いておく、話されたことを記すメモ持参を推奨する。(書記は母が担当することになった)
私の心霊感について
小学校の時、二度目の肺炎を患った時に祖母の紹介か、近所の祈祷師?の世話になる。私は依頼していないし直接その人物に会った事は無い。
その大病治癒法とは、
1. 胸の数ヶ所にお札(?)のようなものを小型のテーピングで貼り付ける。
2. 仏像の描かれた小さな薄い紙のお札を毎日飲む。
同時に通院していた小児科病院の先生に「それは何か」と問われ事情説明をすると「やめなさい」と言われその場で胸のテーピングを剥がし、中止した。

以上の経験があるため、私は医学を信頼し、霊術の類はあまり信じていない。
ただし、「何か面白い事があったら面白いかなぁ」、とは思っている。私の特徴は「未知のことに対し過剰な興味を抱き、それを追求する」である。

現在のPHS環境では現場からの実況は難しいと思われる。帰宅次第まとめることにする。

母の友人曰く「信じていないと意味は無い」「(うちの母は)あんまり信じてなさそうだけどね」
ということで、信じてるふりをして行くことになっている。
状況を判断し臨機応変に対することになるだろう。
大佐、指示を求む。