寝前駄文(娯楽のCPと想像力)

600ページ超の文庫本は「二泊三日」で読了できる見込み。
意外ともたない気もするが、一冊を数十分で読めてしまうコミックに比べれば、携帯可能なエンターテインメントとしてはコストパフォーマンスはかなり高いかもしれない。

作る側として考えれば、絵を描くコストは高くつくから致し方ないのだが…
小説の場合、読み手の想像力が試される部分があって、やっぱり活字がダメって人もいるんだろう。
私が文章を黙読すると、脳内で勝手にキャラクターごとにあった声優(名前はわかんない)が生き生きと喋るのである。
映画の吹き替えやアニメを知らなければ、こういった小説の読み方はできないのかな?

そして私と同じ能力を持つものが、例えば好きな小説が映像化された際、脳内で想定されていた声と違っていたときに相当愕然とするというわけだ。
映像作品の方が大概メジャーになるから、こればかりは救いようがないな。